オミクロン株感染が急増中のイギリスでは、2021年のクリスマスをロックダウンなしで過ごせるのか!?と雲行きが怪しくなっていますが、コロナ禍の2020年以降、おうちで盛大にクリスマスを楽しむ人が急増中。クリスマスツリー(もみの木)ってどこで買うの?クリスマス関連インテリアグッズとともにご紹介します。
目次
- コロナ禍以降クリスマスの重要度がよりアップ!
- クリスマスツリーはほんもののもみの木が人気
- Appleton Christmas Barn(アップルトン・クリスマスショップ)
- 見ているだけでも気分がアップ!クリスマス関連の雑貨
- クリスマスツリー。今年の1本を選ぶ!
- 決してエコを忘れない!クリスマス後はコンポストに
- 家の外をライトアップする人も急増中
コロナ禍以降クリスマスの重要度がよりアップ!
2020年のコロナ禍以降、イギリスでは「クリスマスが一層大切なもの」になっており、クリスマスツリーはもちろん、室内のインテリアや家の外のライトアップまで気合いを入れてお祝いする人が増えています。
海外旅行にも気軽に行きにくいし、万が一ロックダウンなどの外出制限があるかもしれないし、だったらおうちでぬくぬく家族とクリスマスを楽しもう!という人が増えているからです。
クリスマスツリーはほんもののもみの木が人気
趣のあるヨーロッパのクリスマスと言えば、(家の中なのに)本物のもみの木のクリスマスツリー。外出が減った2020年以降、クリスマスツリーももみの木を購入する人が増えています。でも、もみの木ってどこで買うの!?
11月後半からは、なんと大型のスーパーマーケットや八百屋さんの店先でもクリスマスツリー用のもみの木が購入できるイギリスですが、最近は生産先の農家から買う人も増えています。
筆者家族も、オックスフォード郊外にある農家が11月後半から6週間ほどオープンするクリスマスショップへ、11月最後の週末に行ってきました!
Appleton Christmas Barn(アップルトン・クリスマスショップ)
オックスフォードから車で約10分ほどののどかなド田舎に突然現れるアップルトン・クリスマスバーン。この時期以外は、普通の農家です。11月の中旬からクリスマスイブまで雰囲気たっぷりのクリスマスショップへと変身し、クリスマスツリーやツリーに飾るオーナメントが揃っています。
>>Appleton Christmas BarnのHPはこちら
見ているだけでも気分がアップ!クリスマス関連の雑貨
中に入ると、まずは所せましと素敵なクリスマスツリーをデコレーションするためのオーナメントが並びます。クリスタルのようなとても繊細なものから、ウールなどもこもこのものや木でできたぬくもりのある素材のものまでとにかく種類が豊富です。
家に大きなツリーがない場合は、キャンドルたてやクリスマスをイメージした小さなインテリア雑貨がとってもおすすめです。
クリスマスプレゼントを入れる大きな靴下のかたちをしたプレゼント袋はイギリス家庭では必需品!家族全員がそれぞれの靴下を用意している家庭も多いです。
日本のように丁寧な包装をお店でしてもらう習慣がないヨーロッパでは、クリスマスが近づくと用意しておいたプレゼントを夜な夜な自らラッピングします。
「喜んでもらえるかな?」と想像しながら、クリスマスツリーのある部屋でのラッピング作業は、クリスマスシーズンならではの夜の過ごし方です。ラッピング関連の包装紙やリボン、カードもそろっていました。
玄関先に飾るクリスマスリースも、モダンなものや暖色系のものなど自分のお気に入りが見つかります。
ひとつあるだけで一気に部屋がクリスマスらしくなる室内用のライトも種類が豊富。
クリスマスツリー。今年の1本を選ぶ!
今回訪れたアップルトン・クリスマスバーンはクリスマスツリーをメインで買いに来る人がほとんどです。様々なサイズのもみの木がどどーんと並びます。
だいたいのサイズを相談し、実際に枝を開いて、背が高すぎれば切ってもらったり、剪定してもらったりします。高さが1.2mほどのコンパクトなものなら20ポンド(約3,000円)から。一般の家庭では180cmの高さのものをリビングルームにおいている人が多い印象です。
スペースがないという人には、鉢植えのコンパクトなものも人気です。80cm~1mほどのものなら、やはり10ポンド(約1,500円)ほどで購入でき、クリスマスの後には実際に庭で育てることも可能です。
決してエコを忘れない!クリスマス後はコンポストに
鉢植えでない場合は、クリスマスツリーは当然ごみになります。かなり大きなもみの木も、無料で地方自治体が1月中に回収してくれます。回収されたクリスマスツリーは、乾かして薪にしたり、刻まれてコンポスト(堆肥や堆肥をつくる容器)になります。
家の外をライトアップする人も急増中
コロナ禍以降、住宅地を歩いていて確実に感じる変化のひとつに「家の外をライトアップする人が増えた」ということです。
家の外をハロウィーンやクリスマスなどの季節に合わせてライトアップするのは「お祭り好きなアメリカ人のすること」「やりすぎると下品に見えないかしら?」とクールを装いたいイギリス人には敷居の高いものでした。ところが、2020年以降「そんなの関係ない!楽しむしかない!」と一気に家をライトアップにすることが人気になっています。