こんにちは、YUです。年末に日本へ一時帰国をし、2月中旬にまたスペインへ戻ってきました。そこで今回はコロナ禍でのスペインへの入国についてお伝えしたいと思います。また、スペインへ帰国後、コロナウイルスのワクチン接種3回目をしてきましたので、その時のことも一緒にお伝えします。
コロナ禍で、旅行に行きたくても行けない人たちが多いと思いますが、他の国では既に観光客を受け入れている国も多くあります。スペインにも観光客は入国することができます。旅行には行けても帰国後に日本での隔離があるため、多くの人が旅行を躊躇しているのではないかと思いますが、3月1日から日本でも入国規制が緩くなります。3月1日からスペインは指定国から外され、さらに3回目のワクチンを接種した人は隔離が免除されます。※ただし今後の日本の感染状況では変更する可能性があるため、出入国する際は、必ずご自身でご確認ください。
目次
スペイン入国の際に必要な書類
ではまず、はじめに日本からスペインへの入国の際に必要な書類について説明します。
1. 下記いずれかの証明書
- ワクチン接種証明書(2回以上)
- PCR陰性証明書
- 回復証明書
この3つのうち1つの書類だけで大丈夫です。私は、スペインで既にワクチン接種を2回済ませており、EUのワクチンパスポートを持っているため、出国前はPCR検査はしませんでした。しかし航空会社によってはPCR陰性証明書を求める所もあるようなので、その場合はご自身が予約した航空会社に確認を取ることをお勧めします。ワクチン接種を2回以上していない方はPCR検査が必須となります。
2. アプリ(SPTH)での入力後のQRコード
スペインへ入国する際はこのQRコードの提出が求められます。
SPTHのアプリをダウンロードするか、もしくはウェブ上でも入力ができます。
ここには、到着日や飛行機の便や座席番号、滞在場所や連絡先、滞在理由を入力します。最後にQRコードが出てくるので、これをスクリーンショットまたはPDFで携帯へ保存しておきます。ただし、すべて入力出来るのは出発48時間前以降になりますので、それ以前に入力すると、最後まで入力ができずにQRコードが出てきません。スペインへ入国する際はこのQRコードをスキャンし、その後スムーズに入国できました。
>>>SPTHウェブサイト
コロナ禍の空港や機内について
現在、日本で入国措置が取られていることもあり、日本行きの飛行機にはほとんど外国人の方は見かけず、80-90%以上が日本人の方でした。(その他はおそらく、日本でトランジットをする方や日本に住んでいる外国人の方だと思われます。)
成田空港もガラガラで、人が少ないこともあり、スペインへ戻る際、出国手続き等に時間はかかりませんでした。日本を出国する航空便は少なく、コロナウイルスの影響を感じ取れます。※3月1日から日本は入国措置を緩和しているため、人流は多くなるかもしれません。
ワクチン接種3回目
2月21日に3回目のコロナウイルスのワクチン接種をしてきました。スペインではワクチン接種が進んでいるので、予約はアプリですぐに取ることができます。
1、2回目の接種はファイザー社のワクチンを接種しましたが、3回目の接種ではモデルナ社のワクチンを接種しました。また、スペインはEUのワクチンパスポートや接種証明書は接種後、すぐにアプリからPDFでダウンロードすることが出来るため、とても便利です。
副反応について
私はワクチン接種してから数時間後に腕の痛みが出てきました。ちなみに1、2回目も接種後に腕の痛みがあったので、それは同じでした。接種日は熱も出ず、そのまま就寝しましたが、翌日起きると身体の倦怠感、熱っぽさがあり、1日中ベッドで過ごしました。解熱剤を飲むと熱は下がって身体も楽になりましたが、その日の夜、薬を飲み忘れてしまい、翌日にまた熱が出ました。それから解熱剤を飲み、だんだんと良くなっていき、接種後4日目には元気になりました。1、2回目の接種後は腕の痛みはあったものの、微熱も出ませんでしたが、今回の接種では倦怠感や熱が出たので、モデルナ社とファイザー社の違いなのかなと感じました(個人的見解です。)
最後に
まだまだ日本の入国措置が全解除された訳ではないので、日本からスペインへ観光で訪れる方は少ないかもしれませんが、スペインでは日本のような入国措置等は取られていないため、入国自体は比較的簡単です。
また、ワクチン接種後の副反応は個人差があるので一概には言えませんが、ご参考になればと思い、紹介いたしました。