※こちらの記事は2016年7月16日に公開されたものです
食事を楽しむ“おいしい観光列車”が次々と誕生する中、エレガントな大人のリゾート列車「伊豆クレイル」が7月16日にデビューします。「あえて“ゆっくり行く”リゾート列車」をコンセプトに、雄大な景色を眺めながら、伊豆の食材をふんだんに使用した極上のフレンチを味わえます。
女性らしさを取り入れたリゾート列車
7月16日、小田原・熱海~伊豆急下田間を結ぶ“おいしい観光列車”「伊豆クレイル」がいよいよデビュー。「伊豆クレイル」という名前には、「景色と食、お酒を楽しむクールでエレガントな大人のリゾート列車に乗って、伊豆に来て欲しい(来てくれ~る)」というメッセージが込められています。
女性を意識して作られたこの列車は、淡いピンクゴールドの車体が印象的。内装も和モダンをベースに桜の花びらが川面を流れる様子をイメージしたカーペットなど、全体的にやわらかく、フェミニンな雰囲気が漂っています。
車中でいただく、人気フレンチレストランの極上料理
全4両で構成される「伊豆クレイル」。バーカウンターとラウンジがある2号車以外が座席車両で、そのうち1号車と3号車で「伊豆クレイル」オリジナル料理やドリンクを楽しめます。オリジナル料理を監修するのは、東京・目黒にある女性に人気のフランス家庭料理レストラン「モルソー」の秋元さくらオーナーシェフ。メニューは、伊豆の食材をふんだんに使った「ランチセット」と「カフェセット」の2種類です。
メニューの内容は四季折々。この夏の「ランチセット」は、伊豆沖で獲れた白身魚と野菜のエスカベーシュなどが入った「ワンボックスランチ」に、ニューサマーオレンジとカカオのクラフティなどの「オリジナルスイーツ」付き。伊豆クラフトビールとともに味わうのがおすすめです。
復路でいただける「カフェセット」
伊豆急下田→熱海・小田原間で楽しめるのは「カフェセット」。伊豆下田港で水揚げされた金目鯛のコンフィなどを含む「ライトミール&スイーツのアソート」に、地元産のスパークリングワインなどのウエルカムドリンクがぴったり。料理もスイーツも彩り鮮やかなメニューばかりです。
このほか往路の3号車では、オプションとして「ワイン飲み放題プラン」(2200円)も。もちろん、2号車のバーカウンターでも、さまざまなフードやドリンクを楽しめますよ。また、車中では「かまわぬの手ぬぐい」や「鎌倉四葩(かまくらよひら)のあぶらとり紙」など、オリジナルグッズも販売。伊豆旅行のおみやげにいかがですか?
絶景を楽しむうれしいサービス
「伊豆クレイル」のもう一つの魅力は、大きな車窓から見える自然豊かな風景です。相模湾沿いを海岸線に沿う形で運行するため、眺望は抜群♪ ビュースポットでは徐行運転や一時停車され、絶景をゆっくりと堪能できるサービスも。天気がよければ伊豆七島が見えることもあるそうです。
1号車と3号車の利用には、乗車券・指定券に食事や飲み物などがセットになったさまざまなプランを用意。一方、4号車は一般の観光列車と同じく、乗車券と指定席を購入すれば乗車できます。
土日を中心に、1日1往復する「伊豆クレイル」。気軽なひとり旅やにぎやかな女子旅など、この夏は、ちょっと優雅に週末のプチ旅行を楽しんでみませんか?
○伊豆クレイル
http://www.jrizu.jp/izucraile/
[電話]0570-04-8928、03-3843-2001(びゅう予約センター)
[料金]宿泊プラン、日帰りプラン、現地発着プランなどあり。9000円~58200円
[運行区間]小田原・熱海駅〜伊豆急下田駅(1日1往復。運行日はHPで確認を)
[所要]約2時間30分(往路と復路で異なる)
http://www.jrizu.jp/izucraile/
[電話]0570-04-8928、03-3843-2001(びゅう予約センター)
[料金]宿泊プラン、日帰りプラン、現地発着プランなどあり。9000円~58200円
[運行区間]小田原・熱海駅〜伊豆急下田駅(1日1往復。運行日はHPで確認を)
[所要]約2時間30分(往路と復路で異なる)
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文:田賀井リエ 写真提供:JR東日本横浜支社