JR熱海駅から車を走らせること約15分。バラやハーブ、四季の花々に囲まれた20万坪の広大な敷地に建つ「アカオハーブ&ローズガーデン」内にあるのは、オーシャンビューの絶景カフェ「COEDA HOUSE(コエダハウス)」です。
設計を担当したのは、オリンピックのメイン会場となる新国立競技場を手がける建築家、隈研吾さん。周囲の景色と溶け込ませたような建物で、ロケーションが良いのはもちろん、バラのアイスやローズティーなどフォトジェニックなメニューも話題です。海や森を眺めながら、贅沢なカフェタイムが過ごせますよ。
設計を担当したのは、オリンピックのメイン会場となる新国立競技場を手がける建築家、隈研吾さん。周囲の景色と溶け込ませたような建物で、ロケーションが良いのはもちろん、バラのアイスやローズティーなどフォトジェニックなメニューも話題です。海や森を眺めながら、贅沢なカフェタイムが過ごせますよ。
木の温もりが心地よい店内
「COEDA HOUSE(コエダハウス)」のコンセプトは、「人々が木の下に集う」。ラテン語の「集める」という意味を持つ「CO」と、小さな枝「EDA」が集まって大きな木になるイメージから名付けられました。
見た目は斬新なデザインですが、天然木の良さが伝わる心地よい空間。360度全面ガラス張りの室内には、明るい日差しがたっぷり降り注ぎます。
建物の中心部に設計された柱は、樹齢800年のアラスカヒノキを49層も積み上げたもの。また、床材には天然のアフリカケヤキがふんだんに使われています。
エアコンや電気の配線類などの人工物が隠されているのも、隈研吾さんによるこだわり。自然との一体感を実現するため、細かい工夫が散りばめられています。
木材の造形美を体感できる椅子
さり気なく置かれた家具も、より自然との一体感を追求したものばかり。椅子はすべて隈研吾さんのデザインで、視界を遮らないよう、背もたれは枠部分のみになっています。ぜひ腰掛けてみて、普通の椅子とはひと味違う造形美を体感してくださいね。
開放的な空間で味わう、オリジナルのメニュー
お店のメニューは、アイスクリームやタルト、ドリンクがメイン。園内で食べられるように、軽めのメニューを提供するスタイルです。
ガーデン内に工房があり、タルトはその日の朝焼かれます。シーズンによって季節限定の味も楽しめるので、チェックしてくださいね。
なかでも注目を集めているのが「バラのアイスクリーム」です。こちらは、伊豆の牧場のミルクに天然ローズウォーターを加えた、バラ味のアイス。口に入れると、上品なバラの香りがふわっと漂います。花びら入りのジャムがたっぷりかかり、見た目もフォトジェニック。
みかんハチミツが爽やかに香るバウムクーヘン
伊豆産のみかんハチミツを使用した「コエダクーヘン」も、ここでしか食べられない限定スイーツです。しっとり&ふわふわ。ハチミツとバターの香りがして、幸せな気持ちになります。
このスイーツをプロデュースしているのは、パティシエ世界大会 第3位の経歴を持つ藤井幸治さん。有名パティシエのスイーツを気軽に楽しめるなんて、嬉しいですよね。
箱に入った「コエダクーヘン」(1900円)もあるので、お土産におすすめです。
時間を忘れて楽しみたい、絶景フォトスポットの数々
テラスデッキも隈研吾さんによるデザイン。周りに遮るものが何一つなく、開放感抜群です!青く輝く海の絶景を存分に楽しんでくださいね。
美しい景観とおいしいスイーツ。どちらも楽しめる「コエダハウス」は、ここでしか味わえない魅力に満ちあふれています。熱海を訪れる際には、「コエダハウス」でいつもと違ったカフェタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:安藤美紀