※この記事は2017年4月2日に公開されたものです。

「食堂みつばち」は瀬戸内海に浮かぶ大島の海辺に佇むちいさな食堂。穏やかな海を見渡すロケーションで、瀬戸内の魚介や柑橘を使ったメニューが味わえる人気店。
春には庭の桜が咲き、お花見もできる絶景スポットなんですよ。

瀬戸内海の絶景と出会える島の食堂

瀬戸内海の絶景と出会える島の食堂
「食堂みつばち」という店名には「みつばちが蜜を集めてくるように、いろんな人がここに来てくれたら」という気持ちが込められている
「しまなみ海道」を大島で降り、くねくねと曲がる海沿いの道を「友浦」方面へ車で走ること約10分。海に向かってポツンと建つのが、元別荘だった一軒家をリノベーションした「食堂みつばち」です。

窓際のカウンター席は海を眺めながら食事ができる特等席
大島に移住した田中さん夫妻が営む、今年で6年目を迎える食堂。鮮やかな水色が目をひくテラスは、セルフリノベーションした手作りの空間です。

「非日常な空間で、ゆっくり過ごしてもらいたいですね」とオーナーの田中さん
「食堂みつばち」の魅力は、窓の外に広がる瀬戸内海の眺望。冬は白く、夏は青く…、季節ごとに異なる表情の海が迎えてくれます。

島の柑橘や瀬戸内の魚介を使ったランチとスイーツ

島の柑橘や瀬戸内の魚介を使ったランチとスイーツ
一番人気の「お魚ランチ」(1,200円)。この日のメインは鯛のムニエル・レモンバターソース。サラダ、キッシュ、酢の物など品数豊富なプレートランチ
ランチは3種類。近くの海でとれた魚介を使った「お魚ランチ」、愛媛では給食でおなじみの「みかんごはん」をアレンジした「みかんピラフのデミグラスソース・オムライス」、「焼きチーズカレープレート」から選べます。

ランチタイムは11:00〜14:30(L.O)。予約不可なので、ランチを狙うなら早めの時間帯がオススメ
食材は、できる限り地元・大島のものを使用。島レモンや野菜、大島産の有精卵、瀬戸内の魚介など、しまなみでとれる素材をいかしたメニューが揃います。

「ケーキプレート」(500円)、「レモンスカッシュ」(450円)
しまなみは柑橘の栽培が盛んなエリア。カフェタイムには、島の柑橘で作るスイーツやドリンクが味わえます。
さわやかな風味が楽しめる島レモンのピール入りアーモンドケーキと、なめらかなプリンがセットになった「ケーキプレート」。自家製「レモンスカッシュ」と一緒に召し上がれ。

ここでしか買えない雑貨や調味料も

ここでしか買えない雑貨や調味料も
大三島のイノシシ革でハンドメイドされた「Jishac」のレザー小物。「アロマオーナメント」(1,200円)、「o-mi-kanキーホルダー」(1,700円)他
しまなみに移住してきた作家さんが手がける雑貨も店内で販売されています。レザー小物や陶器の一輪挿しなどのオリジナルアイテムはおみやげにもぴったり。

「食堂みつばちオリジナル 玉ねぎドレッシング」(700円)、大三島「べじべじ自然農園」の「ベジそーす」(900円)・「ゆずポン酢」(500円)、大三島の「蜜柑ジュース」(900円)
他ではあまり見かけない、レアな島の調味料にも注目。しまなみの美味しさがギュッと詰まったポン酢やドレッシング、みかんジュースが購入できます。

非日常的なひと時が過ごせる場所

非日常的なひと時が過ごせる場所
波がほとんどない瀬戸内海。島や行き交う船を見渡しながら、のんびりと過ごしたい
外の小高い丘に、海を見下ろすように置かれた水色のベンチ。お店を出た後、みんなが立ち寄るフォトスポットになっています。

温暖な島の気候ゆえ、桜の開花は少し遅めで例年4月初旬頃。4/8頃から1週間ほどが見頃となる予定
「食堂みつばち」がさらに美しく彩られるのが、春。お店の前にある1本のソメイヨシノが満開になると、桜のピンク×海のブルー×木々のグリーンという、期間限定の色鮮やかな景色が広がります。

「しまなみ海道」をドライブしながら訪れたい、絶景と非日常感が満喫できる場所。島の食堂へ出かけてみませんか?

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:撮影 山本佐智世

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