島根県と山口県の県境にほど近いところにある「萩・石見(はぎ・いわみ)空港」は、島根県西部をめぐるのにとても便利な場所にあります。今回は「絶景」「アート」「レトロかわいい」をキーワードに、島根県西部の魅力的なスポットをめぐるドライブ旅へご案内。
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フォトジェニックな鳥居をくぐって「太皷谷稲成神社」で幸せ参り
萩・石見空港から車で約40分の場所にある津和野は、山あいに広がる城下町。「山陰の小京都」とも呼ばれ、白壁と土塀が続く風情ある通りに古民家をリノベーションしたショップやカフェ、郷土ゆかりのアーティストの美術館やギャラリーが連なります。
そんな風情ある町並みを一望するように建つのが「太皷谷稲成(たいこだにいなり)神社」。1773(安永2)年に京都の伏見稲荷大社から勧請されたのが始まりと伝えられる日本五大稲荷神社のひとつです。
何より印象的なのが、朱塗りの鳥居に彩られた参道。約1000本もの鳥居が次から次へと現れる光景は壮観で、まるで赤いトンネルを歩いているようです。神々しいまでに美しい参道を進んで、本殿へと向かいましょう。
そんな風情ある町並みを一望するように建つのが「太皷谷稲成(たいこだにいなり)神社」。1773(安永2)年に京都の伏見稲荷大社から勧請されたのが始まりと伝えられる日本五大稲荷神社のひとつです。
何より印象的なのが、朱塗りの鳥居に彩られた参道。約1000本もの鳥居が次から次へと現れる光景は壮観で、まるで赤いトンネルを歩いているようです。神々しいまでに美しい参道を進んで、本殿へと向かいましょう。
全国の稲荷神社でも珍しい「稲成」を社号にするのは、願望成就の思いを込めたからといわれています。参拝方法も珍しく、「元宮」「命婦社」「本殿」「新殿裏奉拝所」の順で参拝する「四ヶ所参り」が古くからの習わし。神様のお告げを運ぶ使いとされる狐の石像も鎮座し、揚げをお供えする献供台も用意。正しく参拝して、ご利益を授かってくださいね。
「レストラン糧」で、里山の恵みを束ねたランチをいただきます
津和野の町から少し離れた里山に建つ医食同源をテーマにしたカフェ&レストラン。こちらで味わえるのは、野菜ソムリエの谷口さんがその日に採れた野菜をふんだんに使う健やかな料理です。たとえば、春菊のパイ包み、カリフラワーとれんこんのご飯など、どの料理も食材の組み合わせや調理法に個性がキラリと光るものばかり。旬がぎゅっと詰まった優しい味わいに、心と体が満たされるのを感じます。平日はランチプレート、休日はビュッフェスタイルで楽しめますよ。
味わい深いのは料理だけではありません。趣ある空間は、大正時代の畑迫病院を再生させたもので、当時の面影を残すレトロな雰囲気も素敵です。店内の一角では、調味料の量り売りや食をテーマにした本屋の販売コーナーもあります。ほかにも、食や暮らしにまつわるワークショップも定期的に開催するので、こちらもチェックしてくださいね。
石州瓦が美しい島根県芸術文化センター 「グラントワ」でアート時間を楽しむ
萩・石見空港からほど近い場所にある島根県芸術文化センター 「グラントワ」は、美術館と劇場が融合した全国的にも珍しい複合施設です。まず目を見張るのが、そのたたずまい。地元特有の赤茶色をした石州瓦で屋根はもちろん、壁までも覆った独創的な建物は、建築家・内藤廣が手がけたもの。瓦に当たる太陽の角度や時間で、色彩や表情がガラリと変わり、それ自体がアート作品のようです。中庭には水盤も設けられ、風のない日には水鏡となり周りの建物を静かに映し出します。
美術館には、趣の異なる大小4つの展示室があります。スケールの大きな企画展をはじめ、津和野出身の文豪「森鷗外ゆかりの美術家の作品」、「石見の美術」、「ファッション」をテーマにした所蔵コレクションが鑑賞できます。特徴的なのが、作品を引き立てる空間演出です。石州瓦を思わせる赤茶色の空間、シックな黒い空間といった具合に、展示室ごとに雰囲気が一変。空間とアートの共鳴も一緒に体感してくださいね。
劇場は、1500席を収容する大ホールと、400席を収容する小ホールで構成されます。その魅力は、何といっても音。ホールを凹凸のあるコンクリートで覆うため、音響効果にも一役買うそう。オーケストラから舞台まで様々な公演が開催されるので、時間が合えばぜひ鑑賞を。
また館内には、ライブラリやミュージアムショップ、レストランも併設。ゆっくりと滞在して、アートな時間を存分に楽しんでみませんか。
また館内には、ライブラリやミュージアムショップ、レストランも併設。ゆっくりと滞在して、アートな時間を存分に楽しんでみませんか。
ブドウ農園が手がけるパンとジャムを求めて「パン&コンフィチュールmonukka」へ
のどかな住宅地にたたずむパンとコンフィチュールの専門店。手がけるのは、創業65年以上の歴史を誇る田中葡萄園です。元パティシエであり、京都でパンを学んだ佳絵さんが、ハード系を中心に惣菜パンからデザートパンまで40~50種類を焼き上げます。フィリングも自家製で、時には農園から届くブドウを使ったものが登場することもあるそう。どのパンも素材の持ち味を感じられる逸品ぞろいで、売り切れることもあるので早めの来店がおすすめです。
パンのお供にぴったりなコンフィチュールは、農園で栽培する完熟ブドウで作る贅沢なもの。店名にもなった幻のブドウ「モヌッカ」、ルビー色をした香り高くエレガントな「マスカットビオレ」など、珍しい品種を使えるのは、ブドウ農園だからこそ。桃のコンポートのようなとろんとした果肉感の「クインニーナ&ピーチリキュール」など、アルコールや紅茶を加えたコンフィチュールも登場。完全無添加だから、素材のおいしさがダイレクトに伝わるのも魅力です。
山陰のウユニ塩湖とも呼ばれる「石見畳ヶ浦」で神秘の風景に出会う
日本海に面した港町の浜田は、中国・四国地方最大級の水族館や水平線に沈む夕日スポットなど、海に関連する場所がたくさんあるエリア。海岸の洞窟の先に広がる石見畳ヶ浦もそのひとつ。1600万年前の海底が隆起したもので、国の天然記念物にも指定されています。貝の化石や波が侵食した奇岩がそこかしこで見られ、独特の景観美を作り出しています。
風のない満潮時には、磯にたまった海水が鏡のようになり、天空とシンクロする美しい景観が現れます。まるでボリビアのウユニ塩湖のようだとSNSなどで話題となり、注目を浴びています。青空が映える日中はもちろん、ドラマチックに空の色が変化する夕暮れ時も素敵。人影がシルエットで浮かび上がる幻想的な様子を楽しんでくださいね。
お肌がすべすべ、つるつるに♪ 「美又温泉」で美肌を叶える
島根県は「美肌県」とも呼ばれるほど、肌に嬉しい泉質の温泉が各地で湧いています。静かな山あいにある美又温泉は、「美人・美肌の湯」として知られる秘湯です。肌にまとわりつくようなとろみのある湯は、まるで美容液のよう。pH9.7のアルカリ性の泉質はクレンジング効果が高く、全身をツルツルにしてくれるといわれています。そんな美人・美肌の湯を存分に楽しむなら、ぜひ温泉宿でゆっくりしてみませんか?
家古屋川沿いには約8軒の宿が集まりますが、今回訪れたのは、温泉街で唯一露天風呂を有する「金城観光ホテル」。岩を配した開放的な湯船が魅力で、周囲の景観と相まって心と体が癒やされるのを感じます。夕食には、のどぐろや石見和牛といった地元の味覚を盛り込んだ会席料理が楽しめますよ。
温泉街には、足湯や日帰り入浴施設もあり、気軽に美肌・美人の湯を楽しめると好評です。こちらも立ち寄ってくださいね。
【アンケート&プレゼント】抽選で5名様にコンフィチュールをプレゼント♪
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賞品名:コンフィチュールセット/パン&コンフィチュールmonukka
応募期間:~3月28日(月)まで
賞品の発送:4月上旬
※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。