今回は、実写版映画『Popeye』のロケ地として人気の「Popeye Village(ポパイ村)」に訪れてみました。
初心者はタクシー利用がおすすめ
マルタ島の南西、アンカーベイに位置する「ポパイ村」へ向かうには、バスやタクシー、レンタカーを利用します。バスは乗り継ぎがあったり時間どおりに来ないことが多いため、初心者はタクシーがおすすめ。今回は首都ヴァレッタからロータリーのタクシーと交渉し、往復で70ユーロ。片道40分ほどで到着しました。
入場料金(15ユーロ)を払って道なりに進むと、碧い海とファンタジックな街並みが出現。思わず歓声が漏れます。
映画のセットそのままの村が出現
今は亡きロビン・ウィリアムス主演の映画『Popeye』がポパイ村で撮影されたのは1980年。マルタ島で最初に撮影された映画です。撮影後は解体予定でしたが、マルタ政府により美術館として保管されたのち、現在のようなテーマパークになったそう。
ベーカリーや歯医者などいくつかの建物の中には入ることもでき、実際の映画が見られる場所や、輪投げやパターゴルフをして遊べるスペースもあります。
また村にはポパイやオリーブなどのキャラクターがいて、一日に数回ミュージカルのショーが繰り広げられます。
観光客向けに映画体験も行なっているので、興味があれば参加してみるのも楽しそう。撮影したDVDには自分の写真と名前が入り、お土産に購入することもできますよ。
吸い込まれそうなほど碧い海
歩き疲れたら可愛らしいお店でひと休み。レストランではハンバーガーやピザのほか、ワインやスイーツがいただけます。
ショップにはオリジナルTシャツなどのポパイグッズを取りそろえてあるので、おみやげにも喜ばれそう。
別名「猫の島」とも呼ばれるマルタ島
マルタ共和国は「猫の島」と呼ばれるほど、街のいたるところで猫に出会えます。人口の倍近い70万匹もの猫が住んでいるとされ、まさに猫好きにとっては“聖地”とも言える場所。
温暖な気候に魚介類が豊富なマルタでは島民が協力して猫たちを世話しており、猫にとっても居心地がよさそうです。
ここポパイ村でも、のんびり日向ぼっこする猫はもちろん、とっても可愛らしいファミリーに出会えました。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:MIFA