都内から気軽に行ける熱海。熱海といえば温泉街のイメージが強いですが、自然を満喫できる庭園や懐かしい街並の雰囲気にあう素敵なカフェもたくさんあります。今回は、春休みに足を延ばして訪れたくなる熱海のおすすめスポットを紹介します。

色とりどりの花で春満喫「アカオハーブ&ローズガーデン」

色とりどりの花で春満喫「アカオハーブ&ローズガーデン」
画像提供:アカオハーブ&ローズガーデン
熱海駅からバスで15分。およそ20万坪もある「アカオハーブ&ローズガーデン」には、世界中から集めた様々な種類のバラやハーブが咲き誇ります。

園内には12種類の趣が異なるガーデンが点在しています。中には熱海の海を見渡せるガーデンも。晴れた日はカラフルな花と青い海とのコントラストも楽しめます。

3月から4月にかけては、ヤマザクラや大島桜、チューリップといった花々が見頃を迎えるそう。庭園を散策しながら、春の訪れを感じることができますね。

画像提供:アカオハーブ&ローズガーデン

大人風味のムースショコラでカフェタイム「藍花本店」

大人風味のムースショコラでカフェタイム「藍花本店」
ムースショコラ(430円)
熱海駅から徒歩2分。仲見世通り入ってすぐ左手にある和カフェ「藍花」は、自家焙煎珈琲と和洋の甘味が人気のお店です。

小腹がすいたときにいただきたいのが「ムースショコラ」。中はオレンジ果汁を入れたカスタード風味のムースとチョコムースの二層になっています。オレンジのさわやかな酸味と、ほろ苦いチョコムースとの相性が抜群。シンプルな見た目ながら、大人っぽい味わいです。

珈琲は毎日お店で焙煎し、一杯ずつ丁寧にハンドドリップして淹れています。
他のカフェではあまりみかけない器は、地元の作家さん手づくりのものや、お隣の「工房藍花」で販売しているもの。和カフェらしいあたたかさを感じますね。

ケーキセット(860円)。珈琲はマスターのおまかせ。

大正・昭和時代のロマンを残す名邸「起雲閣」

大正・昭和時代のロマンを残す名邸「起雲閣」
1932年に完成した洋館「玉姫」(画像提供:起雲閣)
1919(大正8)年に別荘として築かれ、その後は旅館として数多くの文豪たちにも愛された歴史を持つ名邸「起雲閣」。今もなお、当時の趣を残す建築や庭園が残っています。

敷地内では、和・洋・中の装飾や建築様式が融合した独特かつ気品ある和館や洋館を観てまわることができます。

趣のある建物を観たあとは、旅館時代はバースペースだったという喫茶室「やすらぎ」でほっと一息。ドリンクと一緒に、毎月替わる地元の和菓子やクッキーをいただくことができます。窓から庭園を眺めながら、タイムスリップ気分を味わうのもよいですね。

起雲閣喫茶室「やすらぎ」(画像提供:起雲閣)

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:松本沙織

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です