※こちらの記事は2017年3月6日に公開されたものです。
柳のグリーンカーテンが美しい白川沿いに、2016年7月にオープンした「丹(タン)」。京丹後産の食材を使ったヘルシーな和食が味わえると、早くも評判になっています。
周辺には平安神宮や青蓮院などがあり、京都観光のスタート地点にも最適。白川沿いで朝食を味わってから観光スポットまでおさんぽ、そんな風情あふれる朝を過ごしてみませんか?
木のぬくもりが心地良い、お家のような空間
地下鉄・東山駅から徒歩すぐ、白川沿いに建つお店は朝8時からオープンします。木をふんだんに使ったぬくもりあふれる店内は全10席ほど。「お家に遊びに来たような店」をコンセプトに、1枚板の大きなテーブルとキッチンが広がっています。席に座って料理人が調理する様子を眺めていると、お出汁や土鍋で炊くご飯の香りが店内に漂い思わずほっこりする空間です。
京丹後のおいしさが詰まったバイキング形式の朝食
朝食はカツオのお出汁と梅干しからスタート。そして京丹後の契約農家さんから届く旬の野菜を使った料理が並べられます。この日のメニューは、雪の下白菜やタマネギなどの野菜がたっぷり盛りつけられた大皿をはじめ、たたき牛蒡と黒にんじんの胡麻和え、あさりと大根葉のしぐれ煮などのおかずが5~6品。さらに、土鍋で炊いたつややかなご飯とお味噌汁、鴨とネギの茶碗蒸しなどの一品が一人前ずつ運ばれてきます。おかずやご飯はバイキング形式なので、お皿に好きなだけとって食材の魅力を味わってみてください。
その時一番おいしい野菜だけを味わえる
「丹」が特にこだわっている野菜は、京丹後で土から徹底した野菜づくりをされている「自然耕房あおき」から送られてきます。地元の農家さんから、その時期イチオシの野菜を提案してもらい、一番おいしく味わえる料理で提供。農家さんとのつながりから生まれるおかずの数々は彩りも豊か。また、お米も野菜と同じく京丹後産の自家製米。無農薬・無化学肥料にこだわり、一粒一粒に自然の恵みが詰まっています。
食後は白川を眺めながらのティータイム
お腹いっぱい朝食を味わった後は2階のサロンでティータイム。ソファ席やカウンター席でゆっくりくつろぎながら、「丹オリジナル珈琲」(750円)などが味わえます。窓越しに広がる白川の流れや風に揺れる柳の葉など風情たっぷりの風景が、心地良い朝を演出してくれるでしょう。
お店の周辺は観光スポットがいっぱい!
お店を出て白川沿いを北に歩けば平安神宮や京都市動物園、南に歩けば祇園で、桜の定番スポット・白川南通や円山公園など京都の定番観光スポットがいっぱい。どちらも徒歩圏内なので、朝食後のおさんぽにぴったりです。歩くだけでも楽しい白川沿いで、ちょっぴり早起きをしてヘルシーな朝食を味わってみませんか?
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文:福馬俊太郎 撮影:河合裕子