「のこのしま」は、福岡市西区の愛宕浜の能古渡船場からフェリーで約10分の場所にある、周囲約12kmの小さな島。3月から「のこのしまアイランドパーク」の菜の花が見頃を迎えます。あわせてめぐりたい動物園やカフェ、食事処など能古島のおすすめスポットをご紹介します。

島に着いたらまず「のこのしまアイランドパーク」へ

島に着いたらまず「のこのしまアイランドパーク」へ
4月は桜もいっしょに鑑賞できる
フェリー乗り場からバスで10分ほど細い山道を上ると「のこのしまアイランドパーク」があります。博多湾をバックに、季節の花々が辺り一面を埋め尽くし、どの季節も見事な美しさです。特に3月中旬から4月中旬は、菜の花畑が有名。博多湾のブルーに映える鮮やかな黄色が春の訪れを知らせてくれます。

園内には、ウサギやヤギとふれあえる「ミニ動物園」や、絵付けやろくろ回し体験ができる「思い出通り」、民芸品を販売する「島や」など、ほかにもレジャースポットが点在しているので、半日かけてゆっくり楽しめます。

○のこのしまアイランドパーク
[所]福岡県福岡市西区能古島
[TEL]092-881-2494
[時間]9:00~17:30(日曜・祝日は~18:30)
[休]無休
[入場料]1000円

http://nokonoshima.com/

皿や置物への絵付け体験は800円~

雰囲気よし、眺めよしのカフェ「風庵」でランチ

雰囲気よし、眺めよしのカフェ「風庵」でランチ
店内から海を眺められる
のこのしまアイランドパークから能古島渡船場のバス停まで戻ると、そこから徒歩5分の場所に一軒家を改装したカフェ「風庵」があります。

クラシックが流れる店内で、海を眺めながら食事が楽しむことができます。

ランチは毎朝採れる鮮度のいい魚で作られる煮付け、もしくはソテーが味わえるコースのほかに、神戸牛を使ったハヤシライスや能古島で採れたアサリを使うボンゴレパスタなどもあります。

能古島の形をモチーフにしたかわいらしい「島サブレ」も人気ですよ。

○風庵(ふうあん)
[所]福岡県福岡市西区能古444-3
[TEL]092-891-5637
[時間]11:30~20:00
[休]不定休

ドリンクを注文すると付いてくる島サブレ

能古島の特産品が集まる「のこの市」でおみやげ探し

能古島の特産品が集まる「のこの市」でおみやげ探し
観光案内所に併設されている
おみやげはフェリー乗り場の隣にあるショップ「のこの市」で探しましょう。

小麦粉本来の風味と、モチモチした歯ごたえで人気の「能古うどん」をはじめ、特産の甘夏みかんを使った「能古島ワイン」や「能古みかんゼリー」などがおすすめ。ほかに島で採れた野菜や果物、干物などの山海の幸も充実しています。

お店の人に声をかければ、旬のものを教えてくれますよ。

○のこの市(のこのいち)
[所]福岡県福岡市西区能古457-16
[TEL]092-881-2013
[時間] 8:30~17:30(1・2月は9:00~17:00)
[休]無休

能古うどん3人前セット(1150円)

船の待ち時間はカラフルなオープンカフェ「noconico cafe」で

船の待ち時間はカラフルなオープンカフェ「noconico cafe」で
ひと目で見つかるレインボーカラーの外観
フェリー乗り場の目の前にあるカフェ「noconico cafe(ノコニコカフェ)」。地元の人々も集う憩いの場となっています。フェリーを待つ間に立ち寄ってみるのもおすすめです。

レトロなラベルのオリジナル商品「能古島サイダー」のほか、ホットサンドや焼き菓子などがあり、メニューのほとんどはテイクアウトもできます。


能古島サイダー(1本210円)
店内ではキーホルダーやヘア小物など、カラフルな雑貨も販売しています。このカフェを切り盛りする柴田夫妻がデザインしたものもあり、遊び心あふれる楽しいアイテムが目を楽しませてくれます。市内と能古島を結ぶフェリーをモチーフにしたペーパークラフトは、旅の良い記念になりそうですね。

○noconico cafe(ノコニコカフェ)
[所]福岡県福岡市西区能古457-1
[TEL]なし
[時間]昼過ぎ~夕方
[休]不定休(冬期休業あり)

https://twitter.com/noconicocafe

能古島フェリー「フラワーのこ」のペーパークラフト(500円)
春の訪れを感じる能古島。菜の花といっしょに、立ち寄ってみたいスポットも点在しています。この季節に、お花見を兼ねて気軽な島旅をしてみませんか?

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:上川奈穂美

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