思えば、新型コロナウイルスの影響による鎖国時代は長かったですね~。
しかし、オーストラリアも国境をオープンし、ワクチン接種などの一定の条件をクリアすれば、自己隔離期間を設けることなく入国できますし、オーストラリアから日本に帰国する際も、一定の条件を満たせば自己隔離期間なしに帰ることができますから、だいぶ旅行しやすい状況になってきました。(2022年3月現在)
筆者の住むオーストラリア北部のケアンズは、いつもゆったりとした風が吹く街なので、10年経っても15年経っても景色が変わらないのが良いところでもあるのですが、実は、このコロナの最中、みなさまがケアンズに来られない間に、めずらしく(笑)、景色が変わったのですよ!
目次
エスプラネードってこんなに開放的だったっけ
ケアンズの海岸通り、エスプラネードは、レストランやカフェが立ち並び、BBQをする人がいたり、ジョギングを楽しむ人がいたりと、観光客の方にとっても地元の方にとっても人気のリラックススポットですが、それがさらに広々と!
みんなが座って話せる公共スペースが広くなったので、エスプラネード沿いのお店で何か軽食を買って、そのままエスプラネードを眺めながらピクニック気分が楽しめます。
以前はここは車の行き来が多い通りでしたが、今はだいぶ制限され、一部歩行者天国となっていますから、ますますゆったり過ごせます。
このエスプラネードの改装は、去年6月にできたばかりのほやほやで、ケアンズの再開発プランの中でも、2,800万ドル投じる目玉となるプロジェクトでしたからね、ケアンズの景色が変わったと言えば、で1番に思いつくスポットと言えます。
ケアンズにこんなホテルあったっけ
エスプラネードを歩いていると、以前見かけなかった、新しいホテルに出会います。
エスプラネード沿いに見える広々としたこのダイニングエリアは、リゾートホテル、クリスタルブルック・フリンの一部です。なんだかひなたぼっこできそうなデッキチェアがトロピカル感満載ですね♪
このクリスタルブルック・フリンは、クリスタルブルック・コレクションリゾートという大きなホテルグループ内のホテルで、ケアンズには、クリスタルブルック・フリン以外にもライリー、ベイリーと、同じグループ傘下のラグジュアリーホテルが立ち並んでいます。
何かケアンズののほほんとした雰囲気とは少し違った、「ラグジュアリー」な雰囲気を漂わせていて、このホテルグループは中東のオーナーだからか、以前はケアンズではあまり見かけなかった中東の方らしき雰囲気の方を、ホテル内店舗や周辺でよく見かけるようになった気がします。
ラグジュアリーなホテルも一層立ち並び、観光にいらっしゃる皆様をお迎えする準備万端でございますよ~。
コートハウスってパブじゃなかったっけ
エスプラネードからほど近いアボットストリートにあるこの立派な建物、ケアンズにいらしたことのある方は見覚えがあるのではないでしょうか。
以前はここにパブがあって、スポーツ観戦をしたりとケアンズのナイトスポットになっていましたが、今は、ここはアートギャラリーなのですよ!
展示物は写真撮影できないので、ぜひお越しになった時に中はお楽しみいただきたいと思うのですが、実は、この建物自体、由緒正しい歴史ある建物なのです・・・。
旧ケアンズ郡庁舎として、1919年から1921年にかけて建設されましたが、その後、本当に裁判所として(コートハウスとは裁判所の意味)使われていました。
今ではクイーンズランド州の遺産として登録されています。
そんな歴史の深い建物がパブだったこともオドロキですが、次回ケアンズにいらしたら、生まれ変わったアートギャラリーとしてもコートハウスもお楽しみください!
さいごに
ケアンズに来られない間に景色が変わるだなんて、まるでプチ浦島太郎ですね!
今回ご紹介の画像、全部全く加工なしでこの青空!コロナで疲れた身も心も青空広がるケアンズで癒してくださいませ!
のほほんとしつつ進化しているケアンズをお楽しみに!