不思議な大楠のパワーに魅せられて、全国から参拝客が集う熱海の「來宮神社」。境内にはフォトジェニックなスポットも多く、写真を撮りながら楽しくお参りができます。今回は、参拝後におすすめのカフェと合わせてご紹介。2019年は、温かい熱海のパワースポットで初詣しませんか?
日本屈指のパワースポット「來宮神社」へ
都心から新幹線で約40分。人気温泉地 熱海にある「來宮神社」は、創建1300年以上の由緒正しき古社。熱海の守り神としてこの地に鎮座し、観光客だけでなく地元の方からも親しまれています。御祭神は、大巳貴命・五十猛命・日本武尊の3柱。縁結びや身体健康、商売繁盛など、たくさんのご利益があると言われており、一度の参拝で大きなパワーがもらえそうです。
また、本殿では結婚式を挙げることもできます。新郎新婦が着付けを行う「斎館」の玄関口には、ハートそっくりの、魔除けの意味をもつ猪の目が施されています。ピンク色の猪の目は、思わず写真に収めたくなる可愛らしさ。
緑のトンネルを抜けて、話題の大楠とご対面
大楠へ向かうには、爽やかな緑のトンネル「楠への小道」を通ります。トンネルに植えられた草種は、生命力の強い真竹や孟宗竹に加えて、アオキ、コグマザサなど。すべてケガレを落とす縁起の良い植物だけでできています。
こちらが、「來宮神社」で話題になっている大楠。樹齢2100年以上と言われていますが、不思議なことに、今でも青々したくすの葉を繁らせ、成長し続けています。その超越した生命力から、健康長寿や願いを達成するご神木として伝えられています。
周囲には歩きやすい歩道もあるので、ゆっくりと周ってみましょう。まだまだ元気なご神木から、パワーをもらえますよ。
新年だけの縁起もの。福を招く「まゆ玉」
神社で参拝を終えたら、自分用のお土産にもぴったりな縁起ものを手に入れましょう。
「まゆ玉」は、高価な生糸を生む「蚕の繭」にちなんだ縁起もの。「來宮神社」では、家内安全や商売繁盛などの福をもたらすと初詣客に人気です。まゆとなるのは、米の粉を丸く固めて色付けしたもの。巫女さんがこれを金運を呼ぶ小判や七福神と一緒に、萩の枝に付けていきます。とってもカラフルでかわいい!玄関やお部屋に飾るだけでも、幸せを運んできてくれそうです。
そして、2匹の蝶が結びついた「縁結びのお守り」は、甘めのテイストで思わず手にしたくなります。新しい縁を呼び込みたい女性にぴったり。
参拝後に立ち寄りたい、境内にあるカフェ「報鼓」
大楠のパワーをたっぷり浴びたら、境内のオープンカフェでひと休み。茶寮「報鼓」では、神社の神様が大好きだという4つの食材、麦こがし・ゆりね・橙(だいだい)・ところを使ったスイーツや軽食をいただけます。縁起の良いメニューが多く、体の中からハッピーになりそう!