「初島リゾートアイランド」は、手ぶらでテントやトレーラーに宿泊できる、絶好のグランピング・スポットなのです。
潮風に吹かれながら約30分の船旅へ
東京から熱海まで東海道新幹線、そこからタクシーまたはバスでおよそ15分。熱海港から1日9便運航している高速船「イルドバカンス号」に乗り約30分で、初島港に到着します。
初島アイランドリゾートまでは、徒歩で10分ほど。新鮮な魚介たっぷりの島ランチを食べるなら、お昼頃に到着して港の近くに軒を連ねる食堂街へ立ち寄るのがオススメです。
ハンモックに揺られながらカフェタイム
チェックイン後は階段をのぼって、施設内にあるアジアンガーデン「R-Asia」へ。いたるところに亜熱帯の植物が生い茂る、緑いっぱいの空間が広がっています。
併設のカフェやバーには南国のデザートやカクテルが揃っており、かすかに聞こえる潮騒をBGMにカラフルなトロピカルドリンクを飲んでいると、まるで本当にアジアのリゾートに遊びにきたかのよう。
「楽園」と呼ぶにふさわしい場所で、ハンモックに寝転びながら非日常をぞんぶんに味わえます。
スリルあふれる本格的なアスレチック体験を!
コースは初級と中級があり、合計で約1時間。一度始めたら途中リタイヤができないため、高い場所で足がすくんでも、勇気を出して前に進むしかありません。緊張感と集中力でへとへとになりますが、そのぶん終わったあとは達成感でいっぱいに。
豊かな自然の中でとびきりの冒険気分が味わえます。
テントorトレーラーで楽しむ「グランピング」
フローリング床のテント内にはマットレスからアメニティまで完備され、冷蔵庫や冷暖房などの設備もばっちり。
光をさえぎらない二重の天幕で、朝日がのぼると自然と目が覚めるのもテントならでは。小鳥のさえずりが聞こえたら、顔を洗って早朝の散歩に出かけましょう。
ベッド派にはトレーラーヴィラがオススメ。キッチンやトイレ・シャワールームなどのプライベートゾーンも備わっていて、贅沢なキャンプが体験できます。
夕食・朝食は、テント・トレーラーヴィラともに部屋まで運んできてもらえるので、好きな時間にいただきましょう。青空の下、心地よい風が吹き抜けるテラスでとる食事は、いっそうおいしく感じますよね。
空と海を間近に感じる癒しのひととき
初島には、螺旋階段のある灯台も。晴れていれば富士山や伊豆諸島、房総半島まで360度見渡せるダイナミックな眺望には、思わず感嘆の声が漏れてしまうに違いありません。
ゆっくり歩いても一時間で一回りできてしまう小さな初島での散策を楽しんだあとは、「海泉浴 島の湯」(入浴料900円。キャンプヴィラ宿泊者は無料)へ。
遮るものが何もない海岸線を眺めながらの入浴は、日頃の疲れもすっきりと洗い流してくれそうです。
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文:MIFA