地球の美しさが詰まったような種差海岸へ
「どこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの種差海岸に案内してやろうとおもったりした」と、作家・司馬遼太郎も「街道をゆく」に記し、賞賛しました。
波打ち際まで広がる緑の天然芝生地や荒々しい奇岩、鳴き砂の浜、可憐に咲き誇る花々に覆われる渚など、自然のもつ様々な表情が都会での日常を忘れさせてくれます。
ひと休みしながら、のんびり景色をながめるのがおすすめです。
〇種差海岸
[所]青森県八戸市鮫町
[アクセス]JR種差海岸駅から徒歩3分
〇はちのへ「Local旅」みちのく潮風トレイル3時間コース(催行日7日前まで要予約)
[所]種差海岸(蕪島休憩所~小舟渡~鮫角~葦毛崎展望台)
[TEL]0178-41-1661(八戸観光コンベンション協会)
[期間]2016年4月1日~9月30日(一部除外日あり)
[料金]1グループ(1~5名)8500円
[時間]8:20~、13:10~
〇海カフェたねさし
[所]青森県八戸市鮫町棚久保14-167
[TEL]0173-32-7175
[時間]9:00〜16:30L.O.(12〜3月は~15:30L.O.)
[定休日]無休
[アクセス]JR種差海岸駅から徒歩3分
八戸市民の台所で、とれたて魚介の炭火焼きランチを
おすすめは、地元の人たちに人気の市場「八食センター」。旬の魚介をはじめ、野菜や肉、八戸名物などがそろうほか、センター内の「七厘村」では、市場で購入した魚などの食材を炭火焼きにして焼きたてを食べられます。「七厘村で食べたい」と伝えれば食材を市場の店舗で捌いてもらえるのも嬉しいポイントです。
[所]青森県八戸市河原木神才22-2
[TEL]0178-28-9311
[時間]9:00〜18:00(七厘村受付は~17:00)
[定休日]水曜(飲食棟、厨スタジアムは無休)
[アクセス]JR八戸駅から車で7分
[URL]http://www.849net.com/
日本酒の新しい魅力に触れる「女子的酒蔵見学」
注目は“酒粕スイーツ”。酒粕の甘みが絶妙な酒粕プリンは、このプランのために作られたオリジナル。日本酒の余韻とともに味わいましょう。
ひんやりとした酒粕を手の甲から指先にのばします。お酒の心地よいアロマでリラックスしながら待つこと5分。酒粕をふき取ると、手はすべすべに。
日本酒を搾った過程でできる酒粕には、保湿美白効果が期待できる成分が含まれているそうですよ。
八戸では、おいしい日本酒は飲むことはもちろん、より楽しく日本酒に触れることができます。
[所]青森県八戸市湊町本町9(八戸酒造株式会社)
[TEL]0178-41-1661(八戸観光コンベンション協会)
[料金]1人2000円
[URL]https://navi.hachinohe-cb.jp/localtabi/
伝統工芸品をラインストーンでアレンジ
伝統工芸品の「八幡馬(やわたうま)」は、装飾した馬に花嫁を乗せるかつての八戸の風習がもとになった縁起物。今でもお祝い事で配られるなど、地元では「幸せを呼ぶ馬」と呼ばれています。その「八幡馬」作りを体験できるのがこちらのプランです。
シンプルな白い八幡馬を、カラフルに絵付けしたり、キラキラのラインストーンでデコレーションできます。旅の記念に家で飾れば、何か素敵なことを運んでくれそうですね。
〇はちのへ「Local旅」ラインストーンでかわいく♡デコ八幡馬(催行日7日前までに要予約)
[所]青森県八戸市根城字根城47(史跡 根城(ねじょう)の広場)
[TEL]0178-41-1661(八戸観光コンベンション協会)
[料金]1人1900円
[HP]https://navi.hachinohe-cb.jp/localtabi/
せんべいが汁ものに? ユニークな郷土料理「八戸せんべい汁」
南部せんべいが汁物の具材になっているとはちょっと驚きますが、程よく煮込んだせんべいの食感は、もちもち、 シコシコとまさにアルデンテ!? 一度食べたらクセになります。
市内の居酒屋・小料理屋など、約200店で食べられる定番メニューです。
「八戸前沖北緯40度30分 サバの駅」では、八戸名物の一つ、さばでだしをとったせんべい汁が味わえます。生のさばだしの旨みが染みた味わい深い一杯。お店自慢のさば料理とともに楽しんでくださいね。
〇八戸前沖北緯40度30分 サバの駅
[所]青森県八戸市六日町12 大松ビル1F
[TEL]0178-24-3839
[時間]17:00〜23:30
[定休日]日曜
[アクセス]JR本八戸駅から徒歩15分
[URL]http://hachinohe-sabanoeki.com/
おみやげには「南部せんべい」が人気です
八戸観光コンベンション協会
他にも八戸を楽しめるプランが盛りだくさん♪
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文:本間景子