仙台の隣に位置する宮城県利府町は緑に抱かれた自然豊かなエリア。そんな利府町ですてきなカフェを見つけました。木々が生い茂る湖畔に建つそのお店の名前は「生石庵(おいしあん)」。ロケーションの良さと隠れ家的な雰囲気から、県内ではひそかに話題になっています。涼やかな森カフェで、夏限定のかき氷を味わってみませんか。

湖畔の隠れ家カフェ

湖畔の隠れ家カフェ
ロッジ風の建物がぽつりと佇む
三陸自動車利府中インターチェンジを降りて車を走らせること約7分。一般道から「森郷キャンプ場」へと続く砂利道を進んでいくと、「生石庵」と書かれた小さな看板を見つけます。

看板を頼りに森の中へ。湖がきらめく童話の世界のような景色を進んだ先に、カフェ「生石庵」はあります。

こちらの看板が目印

カフェまでの道のりには、街中では見られない非日常の景色が広がる

一枚の絵のような窓際のカウンター席

一枚の絵のような窓際のカウンター席
木のぬくもりあふれる店内
もともとは隣接するキャンプ場のスタッフの住居だった建物を、日常的に人が訪れる場所にしたいとスタッフが友人たちの手を借りて自らリノベーション。2017年にカフェとしてオープンしました。

緑を眺めながらのカフェタイムはとっておきの癒しに
木々を望む窓際は、一番人気の席。春の新緑や夏の濃い緑、秋には紅葉、冬は雪景色と、四季折々の自然の美しさを楽しめます。天気の良い日はテラス席に座り、爽やかな風を感じながらのカフェタイムもおすすめですよ。

自然の中で味わうオリジナルかき氷

自然の中で味わうオリジナルかき氷
「生石氷」(800円)
暑い日が続く今の時期に味わいたいのが、7~9月の15~17時限定で登場するかき氷「生石氷」。シロップはもちろん、函館産の牛乳を使い氷までも手作りしているというから驚きです。

特製のミルク氷は長時間かけて低温で凍らせることで、溶けにくくまろやかな味わいに。自家焙煎コーヒーと練乳で作るオリジナルシロップのコクのある甘みとも相性ぴったりです。


キャラメルソースは温かく、氷との温度の違いもおもしろい
味の変化を楽しみたいときは別添えのキャラメルソースをかけてみて。ソースに混ぜ込んだ塩釜の藻塩の程よい塩気が、氷とシロップの甘みにアクセントを加えます。

今年から登場!香ばしさのハーモニーが魅力のかき氷

今年から登場!香ばしさのハーモニーが魅力のかき氷
「生石氷 ゴマ」(800円)
新メニューの「生石氷 ごま」もぜひ食べてほしい一品です。ゴマをたっぷり使ったシロップは、真っ黒な見た目がインパクト大。隠し味に加えた醤油が、ゴマの甘みをぐっと引き立てています。

トッピングのさつまいもチップスと玄米のおかき、シロップのゴマと、3種の香ばしさのマリアージュは、一度体験してほしいおいしさです。


「自家製コンビーフと半熟卵のサンド」(800円)
通年味わえるサンドウィッチも大人気。おすすめは「自家製コンビーフと半熟卵のサンド」。ショウガ・柚子・醤油・山椒に一週間漬け込んで作るコンビーフは、爽やかな味わいが特徴の和テイスト。あと味もすっきりしているので、ボリューミーながらペロリと食べられてしまいます。

夏真っ盛りの今、そよ風が突き抜ける森で涼みながら、「生石庵」のひんやりスイーツやサンドウィッチひと休みしてみてはいかがでしょうか。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:菅原聡子

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